anshareについて

anshareは2008年、 那覇市小禄の古民家で、ひっそりとスタートしました。

そこでは商品の販売を行わず、当初は沖縄で活躍している「ものづくりの職人さん」がつくるアイテムを、ネットセレクトショップとして販売を行うだけでした。

試行錯誤を重ね、県外の沖縄物産展へ参加したり、八重瀬町にお店を構えるなどを行った後、国際通りの筋道にある浮島通りに落ち着きました。

この間、職人さんの仕事を直で体験したいと思い、スタッフが革製品を作ったのが、後々革屋に転向することになったきっかけです。

体験教室で作った革のカメラストラップは、丈夫で使うほどに馴染み、経年変化で色合いも変わってくる。「革」というアイテムは長持ちするだけではなく、表情を変えていく面白い材料だと知ったのです。

それからは他の職人さんのアイテムを販売しながら、納得のいく出来であれば、自作の革製品も店頭に並べるようになりました。

革細工の製作に没頭していくうちに、次々と新しい商品が生まれ、店内はいつの間にかセレクト商品よりも自作のアイテムが増えていき、「革屋」としてanshareが誕生することになったのです。

素人の体験教室から始まり、知識と技術を身につけていくうちに商品のクオリティーを上げることに成功し、現在は自分たちの技術力に胸を張ってお客様に商品をおすすめすることができます。

anshareの商品に初めて触れるかたも、このサイトによって歴史を知っていただいた方にも、私たちの想いをぜひ受け取っていただきたいと思っています。

anshare(アンシェヤ)という言葉の由来

anshareは沖縄の方言でまた明日という意味の「あんしぇ〜や」をもじった名前です。

これは親しい間柄でしか使われず「お互いに元気でまた会おう」という意味が込められた挨拶です。

お客様とスタッフが「あんしぇ〜や」と言い合える間柄に、そんな理想を持って接客をさせていただきます。

anshareは財布をメインに取り扱っており、パーツを選んでオーダーメイドの商品が作れるのが最大の特徴です。) 

brathess(ブラス)という言葉の由来

おかげさまでanshareは同じ浮島通りに2号店としてbrathessをオープンさせました。当初のセレクトショップから大きく方向転換し、革と真鍮をメインにしたお店となった今、brass(真鍮)とleather(革)を組み合わせてbrathessと2号店は名付けました。

anshareとは異なり、革製品全般を取り扱っています。バッグ、アクセサリー、スマホケースなど、1つ1つスタッフが丁寧に作り上げた商品をご堪能いただけます。)

わたしたちが大切にしていること

わたしたちスタッフはお客様との距離を何よりも大切にしています。ただ商品を作るのではなく、実際にそれをお客様が使用するイメージを持って製作作業を行っています。

anshareはお店の規模が小さく、スタッフが実際に作業している風景が日常になっており、brathessではミシンをお店の入り口にレイアウトし、入店せずとも作り手の顔が見えるようにしました。

人と人との距離が遠くなってしまいがちな時代だからこそ、作り手である我々の顔や性格、声までも届くような雰囲気のお店にしたい。

お客様が気軽に相談できるお店でありたい。

作ったものを手にしたお客様が笑顔になってくれること、それが私たちにできる最大の社会貢献だと考えています。そのため、日々真摯にものづくりに向き合いながら、常にお客様のご要望に応えられるよう努力します。

スタッフ同士の関係について

何でも意見が言い合える関係性を築いています。年齢・役職・勤務歴には関係なく、平等に発言できる場を設けています。

例えばお客様から何かご意見があれば、スタッフからのフィードバックを心がけているので、ご要望を商品に反映するスピードが段違いです。それはもちろん商品に対することだけではなく、接客面にも活かされます。

風通しのいい職場をつくるために、今後もスタッフ同士のコミュニケーションを欠かさず、積極的にお客様からの意見も取り入れていきます。

また、知識や技術力の向上を惜しまず、よりよい商品をお客様に届ける努力をしていくことをお約束します。

店舗のご案内

沖縄県の那覇市の「浮島通り」に店舗があります。
営業中はいつでも作業風景をご覧いただけます。
ぜひ、お立ち寄りください。

anshare

〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-12-8
Googleマップで見る
営業時間:10:30~20:00
定休日:水曜日
instagram→ @anshare_leather

BRATHESS
〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2-5-33
Googleマップで見る
営業時間:10:30~20:00
定休日:水曜日
instagram→ @brathess.okinawa

浮島通りの歴史

琉球王朝時代、那覇は湾に浮かぶ島だったため「浮島」と呼ばれていました。戦後には、那覇市初のホテルが「浮島」と名付けられたことが由来となって、現在の浮島通りが誕生しています。

その名がついたのは50年前と歴史は浅く、当時から金物屋、理髪店、靴屋に薬局などが開かれ、商売の街として発展をしていきました。

現在ではファッション、グルメ、近所には公設市場など地元の人々と観光客で賑わっています。

anshareはもともとクリーニング店だった場所を改装したお店であり、年期の入った佇まいが非常にユニークです。当時の状況に思いを馳せながら散策してみるのもおすすめです。


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