なめしとは?

革の基本的な知識として頻出する言葉、「なめし」。感じにすると「鞣」と書きますが、どういう意味なんでしょうか。革製品ができる最初の工程を詳しく説明します。

カワは「皮」と「革」で漢字を使い分ける習性があります。違いは何かというと…「皮」の方は文字どおり「動物の皮膚」のこと。そのままの状態では商品として使うことができません。

「皮」の状態であるカワは、毛や汚れが残っているほか、そのまま放っておくと腐敗したり、水分が抜けて硬くなってしまうために「なめし」作業が必要になるのです。

劣化を抑えるためになめし剤を「皮」の繊維に結合させることで、品質の安定した「革」が出来上がります。

このなめし剤は植物由来成分の「タンニン」と塩基性硫酸「クロム」が主流となっています。

かつては塩や油を使ったなめし方法もありましたが、市場に出回っている革のほとんどが「タンニン」と「クロム」でなめしを施したものになっています。

anshareではなめし作業を終えた革を仕入れて製作を行っているため、店舗でなめしを施すことはありません。

1つ1つの革でなめしの工程は異なりますので、時間の経過とともに微妙に変化が異なります。

どういった経年変化をするのか、じっくりと我々スタッフにご質問ください。