本革と合皮の違い

本革と合皮の違い

 

本革?合皮?

その違いとは?!2つの違いと特徴について


皆さんが日頃使う物の素材の中には、『本革』と『合皮』があるのはご存じかと思います。

「本物と偽物でしょ?」とざっくりした認識で、いざ説明となると分からない方もいるかと思います。

そんなあなたに、今日から説明できるようになる情報を!
『本革』と『合皮』2つの違いと特徴、その見分け方についてご紹介します!


本革とは?

そのままの通りで本物の革の事で、牛、馬、山羊、羊、鹿、ダチョウなど、動物の革全般を本革(天然皮革)といい、動物の種類や年齢によって革の質感や呼び方は変わります。

そんな本革には、

・通気性が良い
・重厚感がある
・耐久性があり、丈夫、経年変化を楽しめる
・鞣し加工特有の匂い
・合皮よりも高価

という特徴があります。
本革は合成皮革では出せない高級感があり、手にした時に違いを感じられるのが魅力です。
ただ、水分に弱い弱点があるので使用する上でそこは注意しなければなりません。

 

合皮とは?

布地に合成樹脂を塗り、表面を本革に似せたものでフェイクレザーとも言われます。

合成樹脂として、ポリ塩化ビニール、ポリウレタン樹脂がよく使われます。
ビニールやプラスチック素材と似ているため水をはじき、汚れにくいのが合皮の魅力です。

そんな合成皮革には


・耐水性があり、汚れにくい
・軽い
・色が変化しない
・安価

という特徴があります。


革の質感を人工的に作り出しているため、見た目は革でも匂いや手触り、馴染み感は再現が難しいため物足りなく感じる事もあるでしょう。

最近の合皮は進化していて、本革の質感をよりリアルに表現した製品も数多くあります。
そのため、本革なのか合皮なのかと、なかなか見分けられないことも多いでしょう。
今回はその見分け方までご紹介します。

 

 

本革と合皮の見分け方

①革の断面を見る

動物の皮は繊維質が網状の層になっています。
ベルトの穴やバックの持ち手などをチェックしてみると毛羽立ったりシワが寄ったりしてみえれば本革である可能性が高いです。


②革の匂いを確認する

本革はなめし特有の匂いがあり、合皮は無臭かビニールのような匂いがします。
単純なようですが見分けがつきやすい方法です。


③革の毛穴をみる

牛革は意識しないと見えないほど小さな毛穴があります。

それに対して合皮は毛穴は見られません。

本来はなめしの過程で処理されますが、ライトで照らしながらよく見ると確認できる物もあります。

また、表面を軽く曲げると毛穴の模様が浮かび上がるのでそれも一つの判断材料になります

 

まとめ


本革にも合皮にも各々の特徴や魅力があります。
本革にするか、合皮にするか、その人によって見え方は変わってくると思います。

anshareで使用している革はオイルをたっぷり含んだ本革です!

本革であれ合皮であれ、皆様が素材のことに対する理解を深めながらアイテムを選び、悔いのないようご愛用いただけることを心から願っております

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